当社の受託するiDeCo（個人型年金）の加入者・運用指図者の人数が、2020年4月末時点で、下記の通り100万人を突破いたしました。

記

【受託加入者等数（2020年4月末時点）】

確定拠出年金制度は、これまで企業型年金の導入を中心として普及して参りましたが、iDeCoの加入範囲拡大（2017年1月）やiDeCo＋（イデコプラス）（※1）の導入（2018年5月）を機に加入者数が急増しており、ここ4年間は過去最高水準の増加数を記録中です。当社においても、2017年度以降のiDeCo加入者は企業型年金加入者を上回るペースで推移しており、今般、当社が受託しているiDeCo加入者等数が業界で初めて100万人の大台を突破しました。
iDeCoについては、この10月にiDeCo＋（イデコプラス）の対象となる企業の人数要件が拡大（100人以下⇒300人以下）されたほか、今後も更なる普及拡大に向けて、「加入可能年齢の引上げ」、「企業型年金とiDeCoの同時加入の原則可能化」、「受給開始時期の選択肢の拡大」などの制度改正（※2）が予定されており、さらに、iDeCo加入申込みのオンライン化等の手続き改善やiDeCo拠出限度額引上げの検討が行われております。かかる普及拡大を背景として、iDeCoに携わる金融機関等による新プラン設定、サービス開発、事業参入も活発に行われており、『人生100年時代』に向けた老後の資産形成のための中核的な制度として、引き続き成長を続けていくものと期待しております。
当社では、iDeCoの普及拡大に先立って、独自の新たな運用指図サービスや金融機関による多用なプラン設定基盤の開発などサービスのレベルアップを図ってまいりました。今後とも、レコードキーピング事業の先駆者として、業界スタンダードの確立をリードし、年金制度の一翼を担う確定拠出年金制度の発展に貢献するとともに、お客様に対し満足度の高いサービスを提供していく所存でございますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

• ※1iDeCo＋（イデコプラス）は、中小事業主掛金納付制度の愛称です。中小事業主掛金納付制度とは、企業年金を実施していない従業員300人以下の中小企業が、iDeCoに加入する従業員の掛金に上乗せして掛金（中小事業主掛金）を拠出することができる制度です。
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• ※2各制度改正の内容は、『厚生労働省のホームページ』をご参照ください。

以上